蟲師 (映画)
表示
この記事は英語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2022年11月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
蟲師 | |
---|---|
監督 | 大友克洋 |
脚本 |
大友克洋 村井さだゆき |
原作 | 漆原友紀 |
製作総指揮 |
小椋悟 スンミン・パーク 二宮清隆 泉英次 |
出演者 |
オダギリジョー 江角マキコ 大森南朋 蒼井優 李麗仙 りりィ |
音楽 | 蓜島邦明 |
撮影 | 柴主高秀 |
編集 | 上野聡一 |
制作会社 | 小椋事務所 |
製作会社 | 「蟲師」フィルムプロジェクト(東北新社、小椋事務所、バンダイネットワークス、ショウゲート、ピラミッドフィルム、Yahoo! JAPAN、東急レクリエーション) |
配給 | ショウゲート |
公開 | 2007年3月24日 |
上映時間 | 131分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 5.5億円[1] |
『蟲師』(むしし)は、漆原友紀の同名漫画『蟲師』を原作とし、「AKIRA」の大友克洋が監督、オダギリジョーが主演、「ピストルオペラ」「下妻物語」の小椋悟がプロデューサーを務めた日本映画。2007年3月24日から松竹・東急系にて全国180館で公開され、第63回ヴェネツィア国際映画祭[注釈 1] コンペティション部門、第31回トロント国際映画祭 VISIONS部門、第23回サンダンス映画祭 SPECTRUM部門などの映画祭にも出品された。
ストーリー
[編集]今から100年前の日本。ある日、ギンコは雪が深く積もる山の庄屋で、4本の異様な角が生えた少女・真火と出会い、彼女の病気の原因を探り、治す。その後、彼は蟲の力を文字に封じ込める力を持つ女性・淡幽の体に変異が起きたという知らせを受け、変わった虹を探し求める虹郎と共に彼女の元へと向かう。淡幽を助けるため、ギンコは蟲に取り憑かれて意識を失ってしまう。回復したギンコは、リハビリのため虹郎と光脈を訪ね歩く旅に出る。
設定
[編集]原作の「柔らかい角」「雨がくる虹がたつ」「筆の海」「眇の魚」などを基にしているが、真火の性別が逆になっている、虹郎が準メインキャストになっている、タイトルロゴが新規のフォントでデザインされている、などの点で異なるほか、原作には見られない当映画のオリジナル設定として、生活空間に電気が通っている描写がある。
キャスト
[編集]- ギンコ - オダギリジョー
- 淡幽(たんゆう) - 蒼井優
- 虹郎(こうろう) - 大森南朋
- ぬい - 江角マキコ
- 庄屋夫人 - りりィ
- たま - 李麗仙
- ぬいの亭主 - 沼田爆
- 旅の商人 - 和田周
- 真火(まほ) - 守山玲愛
- 真火の母 - クノ真季子
小説
[編集]- 辻井南青紀『小説 蟲師』講談社(KCノベルス)、2007年2月発売、ISBN 4-06-373300-9
- 上述の映画を原作とし、「常の闇」「禁種の蟲」「阿と吽」「虹の蛇」「書庫の闇」「銀蠱」の一話完結の六部構成。